中国から帰ってきました。一週間もの間従業員に店を任せて行くのは初めてですが、ほとんど変わらない営業ができました。お客様はうちの味を食べに来ているのであって僕の味を食べに来ているのではないということが分かってよかったです。
ある程度経験のある方でしっかりしてるなら、昼のランチタイムのメニューすべて、夜の単品メニューすべてを作って頂きます。コースは基本的に僕が作りますが、仕込みなどで見ることもできますし、味見分は毎回用意しています。まあ考えてみてください。二号店はないでしょうけど、僕は店からは少しずつ消えていこうと思います。こう書くと真剣に料理していないと思われるかもしれませんが、料理とそこにかかわる学問のかけ橋になるような調理師になろうと考えています。
中国には今回も、文化的なことでいきました。実際成都の料理は・・・言わないですけど、古い料理を食べるのに新しいレストランに行く必要がないと考えていること、食事しなくても学べることがたくさんあること、ということで、そんなにレパートリーは増えていません。新しい食材はいろいろ買ってますので、またよろしくお願いします。今月は雑誌の影響で忙しくなりそうです。知らんけど。
2008年の陳麻婆豆腐の写真が出てきました。