点心と小吃

絶対に結論がでないものに壮大なタイトルをつけてしまいました。

以前からずっと考えている
小吃
点心
の区別はできませんので範囲、どこまで重なっていてどこが違うのか、をずっと考えています。
まず点心については北と南、標準語か広東語かで指すものが違うと思います。中国語教室Q&A「点心って何?」という質問に対し中国人は点心とは糕、饼の類(カステラ、ケーキ、ビスケット、月餅など)でありマントウ、肉まん、餃子などは点心「ディェンシン」ではないと言います。しかしこれが広東語の「ディムサム」になるとマントウ、肉まん、餃子は入ります。逆にビスケットはデイムサムでしょうか。
小吃は範囲が広く、マントウ、肉まん、餃子、カステラ、ケーキ、月餅は行けそうです。北京の羊の胃を茹でたものや、四川の麻婆豆腐、粉蒸肉、冒菜などもそうです。屋台で売られているようなものは小吃に入れていいと思います。ザリガニを炒めたものとか、臭豆腐、昆虫を揚げたもの…では炒飯は小吃でしょうか。
ここで新たに「主食」という分類を出します。中国でコースを食べたとき、料理があらかた並べ終わり「主食吃什么?」と聞かれました。この場合の主食とはマントウ、水餃子など、ご飯にあたるものですが、炒飯も主食でしょうか。主食かもしれません。
中山時子さんの「点心」の分類にフルーツが入ってますが、フルーツを点心に入れるのは無理だと周達生さんが言ってた気がします。ハルピン人の師匠は杏仁豆腐は水果扱いだと言います。ますますわからなくなってきました。